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名古屋市中区でボーカルレッスン

名古屋のジャズヴォーカルレッスンスタジオ:vocal lesson studio honeysuckle

Alfie 〜マイルスも評価したバカラック会心のバラード〜

What's it all about, Alfie?作曲バート・バカラック、作詞はハル・デヴィッドの盟友コンビ。多作だし、この時代のバカラック=デビッドの魔力は半端ないですが、やはりバラードとえば、この一文ではじまる曲が自他ともに認める代表作なのではないでしょうか。「ロングラアイランドにいたハルが電話で書き上げた歌詞を聞かせてくれたとたん、これは彼の最高傑作、いや、だれが書いた歌詞だとしても最高傑作だと確信した。実に、実...

スタンダードよもやま話について

朝日カルチャーセンターの講座が今年で13年目に突入しました。講座では毎月ジャズのスタンダード、映画音楽、ポップスなどの中から1曲ずつ練習していただいています。その際、曲の背景や歌い方などを載せた8ページのオリジナルテキストを制作してお渡ししてるんですが、その通し番号をみたら次で130番に。この講座では通算130曲を扱ったことになります。というか、テキスト130冊も作ったのかという事実にひとり驚愕。ひとりだった...

You must believe in spring

春の足音がそこまで近づいてきました。日本語にも「春信」という言葉があり、この場合の「信」は「私信」とかで使うような「便り」の意味だとは思いますが、字面だけでとらえるならこの曲を思い出させます。でもこの曲の季節はもっと冬まっただ中。重いの雪の下に、春があるのを信じようというメッセージ。ビルエヴァンスのあの悲しくも美しいアルバムのイメージが強くて、すっかりエヴァンスの曲と思われがちですが、ミシェル・ル...

イディナ・メンゼルとブーブレのデュエット〜Baby it's cold outside

紅白の出演者を発表するとかしないとかでニュースになってたけど、結局イディナはでるのかな。 クリスマスのデュエット定番ってことで、これまでもいろんなパターンを見てきましたが今年はこのイディナとブーブレのデュエットのビデオがかわいすぎる。先日のバーバリーのベッカムの子供のもものすごいかわいかったけど!(エドの曲もいいし。思わずコートを衝動買いしそうになったわーやばいやばい)、これもやられるわー。ほん...

2013年のジャズアルバムTOP10と若手ヴォーカルさんいらっしゃい

observer.comのニューヨーク版が選ぶ2013年のジャズアルバムtop10という記事があり、その中にけっこうヴォーカルアルバムがセレクトされているということが気になる。The Top 10 Jazz Albums of 2013 : The New York Observerhttp://observer.com/2013/12/the-top-10-jazz-albums-of-2013/このところ、ジャズヴォーカル界もすてきな若手がどんどん出て来た感じがあって、そういうところが反映されてるのではないかなあ。#3におとと...