Eva CassidyとKatie MeluaのOver the Rainbow

生徒さんに合った課題曲をセレクトするというのも講師としての楽しみの1つなんですが、先日ハイトーンボイスが自慢の生徒さんにミスポターの主題歌「When you taught me how to dance」をすすめたところとても気にいってくれて、私もうれしくなりました。この曲を歌っているKatie Meluaはイギリス英語の発音がきれいなんで最初は気づかなかったのですが、グルジア出身。日本ではあまりヒットしなかったですが、「Call off the search」はバーで歌うケイティのビデオもかっこいいです。ときどきブレスが浅いキャンディボイスが混じるところが魅力です。こういう人を見ていると、つくづくボイトレだけではなんともならない声の個性をいかに生かすかが大切で、そういうのを上手く引き出せる歌い方や選曲を提案できるといいなあと毎回思います。

下のビデオは彼女が早世のヴォーカリスト、エヴァ・キャシディと「Over the Rainbow」をデュエットしている動画。「Duet impossible」というBBCのプログラムで、昔のナタリー・コールと父ちゃんのナット・キング・コールのデュエットのように、不可能なデュエットを実現させようという、ちょっといまさら感のあるコンセプトの番組で、案の定、ボーイ・ジョージを若いときの自分とデュエットさせるとかちょっと滑った感のあるとりあわせもあったのですが、この取り合わせは大成功という感じです。ケイティ・メルーア自身もエヴァ・キャシディのファンらしく、声のとりあわせといい、もともとのエヴァのフェイクにあわせたケイティのコーラスの妙といい、何度見ても美しいパフォーマンスです。
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