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ピーター・バラカン氏 NHKクローズアップ現代でストリーミング時代の音楽を語る

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photo credit: Records via photopin (license)

7月7日、NHKで放送された「クローズアップ現代 あなたは音楽をどう愛す? 新・配信ビジネスの衝撃」を見ました。先日開始したApple Music、その他AWAやLINEなどストリーミングが出揃ってきたいま、なかなかタイムリーな番組。

中身はどちらかというとユーザー側というより、アーティスト側、業界側からの視点が多かったかな。詳しい内容はNHKのサイトで見れますが(クローズアップ現代のサイト)まとめるとだいたい以下のような内容でした。

アーティストの正当な評価に結びつくのか
・テイラー VS Apple Musicの一件にみるビジネスモデルとしての課題
・LINE MUSICのコミュニケーションモデル 誰の音楽かを意識しないで聴くこと、自らが「購入する」というプロセスを経ないことでアーティストの存在感が希薄になるのではという懸念。

音楽業界は活性化するのかクインシー・ジョーンズは「もうこの世から『音楽業界』はなくなった」って言ってましたがね クインシーが言うならそうなのかも)
・ユーザーにとっては新しい音楽と知り合う機会が増える
・一方、対価が安すぎると若いアーティストが売り出せなくなる 音楽に多様性がなくなるのでは 音楽自体の価値が下がるのでは

アーティスト側からの新しいつながり方への動き
・サカナクションの制作背景を見せる限定イベント
・noteやototoy、muevoみたいなダイレクト販売やクラウドファンディングの動き

バラカンさんの意見
・音楽に多様性がなくなったのではなく、メディアから伝わるものに多様性がなくなった
・実際いまライブには多くの人が足を運んでいるのでアーティストに対するリスペクトがないというわけではない
・そもそもネットで育った世代には著作権の概念がない
・リスナーは価値のあるものならお金を出す
・ストリーミングで巨大なライブラリが手に入るのは魅力 新しい出会いが増やせる
 (一方でモノとしての形で所有しないと満足できないということもある)
・昔から無料で聴くものはあった。(ラジオとか図書館とか)ストリーミングは回数で回収できるので、
 これから妥当な対価を模索していけばいい

とまあ、バラカンさんはかなりアリな感じで語ってました。わたし自身はというとまたあらためて書きますが、Apple Music使い始めてかなりコーフンおり(笑)、いまのところ他サービスは使うつもりはないのでApple Musicについてしかわからんけど、洋楽ヘビーユーザーとしてはアリだった。そのあたりはまた次のエントリで。

ただ価格設定はどうなのかなあ。これで高いと思う人もいるのかもしれないが、個人的にいうと「え、980円でいいんですか?」って感じ。ただ自分はダウンロードでかなり金使ってきた人間だし、iTunes Matchとの合わせ技で得ているものもあるので、特殊といえば、特殊かもしれないです。でもたぶんわたし今後あまりダウンロード購入はしなくなると思う。ほぼ必要なくなっちゃう。これはかなりの節約。
だけど、きっとバラカンさんがいってるように、これから妥当な対価(価格の観点だけでなく、システムも)が考えられていくのでしょうね。だといいな。やっぱりちょっと申し訳ないような気がする。
いい人いい音楽にはやっぱりちゃんと金払いたいです。そういう仕組みになればいいなと思う。

あと著作権概念ないっていうの、若者だけじゃなくて、わりとシニア層もそんな感じです。Youtubeで音楽とるの違法なんだよといったら驚く年上の生徒さんも多いです(笑)いまのしくみの妥当性の問題ももちろんあるけど、そういう概念がないのを前提に考えていかなきゃいけないんだなっていう。

多様性がなくなるっていうのについても、バラカンさんに同意でそれはないかなと思う。いまも多様性かなりあると思うし、むしろそういう人が出やすい世の中になってると思うし。音楽で表現したいという欲求がある限り、それは大丈夫だと思う。多様性がないと思う人はいまの音楽をちゃんと聴いてないだけで、そういう人はいつの時代でも聴かないだろうし、基本的に興味がないってだけで。
確かにヒットチャートにマニアックなものが現れるのは少なくなったかもしれないけど、というかチャート自体がもうどうなのかという。でも逆にチャートありきの時代の方がみんな同じの聴いてたかも。(ただ世代で共有する曲みたいなのはなくなったのはちょっと寂しい)

それとバラカンさんやっぱり某局のことまだかなり怒ってるよね。なんか言葉の端々から伝わってきたです。永遠のラジオ愛いいな。メディア側の人間としてのこだわりとかそういう話をまたゆっくり聞きたいなあ。
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