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You must believe in spring

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春の足音がそこまで近づいてきました。日本語にも「春信」という言葉があり、この場合の「信」は「私信」とかで使うような「便り」の意味だとは思いますが、字面だけでとらえるならこの曲を思い出させます。
でもこの曲の季節はもっと冬まっただ中。重いの雪の下に、春があるのを信じようというメッセージ。

ビルエヴァンスのあの悲しくも美しいアルバムのイメージが強くて、すっかりエヴァンスの曲と思われがちですが、ミシェル・ルグランの曲ですね。ジャックドゥミの映画「ロシュフォールの恋人たち」の中で、水兵のマクサンスが理想の恋人を思って歌う歌。


この原詞から離れて、曲からまったく新しいイメージを構築したのが、Windmills of your mindやsummer knows、What are you doing the rest of your lifeなどルグラン作品の英訳でもおなじみのバーグマン夫妻。

以下拙訳

孤独が心の草原を凍てつかせるとき
冬のずっと先の春を想いなさい

深い深い雪の下に
秘められたバラの花は知っている
いつか来る春を信じてもいいと

冬枯れの木々も
また萌え出づることを知っている
それはただ季節の巡り合わせだと

凍った山は四月の雪解けを夢見る
きらきら輝く春がまた
やって来ると信じよう

いつか訪れる愛を信じなさい
眠っているバラが
五月のキスを待つように

閉ざされたような雪の世界も
すべては流転していく
だからいまは不確かに思えても
ただ信じていればいい
訪れる春と愛を


歌モノならやっぱりバーブラ先生 ピアノがBill Charlap


You must believe in spring / Bill Evans
エヴァンス裏人気盤。背景が背景だからそういうふうに聴いちゃうというのもあるけど、悲しみの向こうの希望と絶望が放つモノクロームの輝き。

おまけ:これを聴くといつも思い出す曲。日本にもこういう美しい曲があるよって、昔弾き語りしてたお店のママに教えてもらった歌。
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