スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Dream(when you're feelin' blue)

Chesterfield Music Shop
「ムーンリバー」、「枯葉」や「酒とバラの日々」などの作詞、また作曲家としても実に多くの作品を残した「Mr.Americana」ことジョニー・マーサーの手によるバラード。1944年、彼自身のラジオ番組「Mercer's Music Shop」の終わりのテーマとして作られた曲です。ちなみにこの番組は「Chesterfield」というたばこ会社の提供でした。知ってて歌詞を見るとちょっとニヤリとできますね。その他にもマーサーはキャメルたばこ提供のラジオ番組にベニーグッドマンと出演していたり、ラッキーストライクのヒットパレードに出演したりもしています。昔のラジオ番組はタバコの提供が多いですよね。いまじゃ堂々とこういう曲つくったら、喫煙推奨とかいって文句がくるんだろうな。

さらなるうんちくと訳詞に続く↓
このラジオ番組のエンディングテーマを歌ったのがThe Pied Pipersで、同年の12月にこの曲を録音、翌1945年5月に1位を獲得してミリオンセラーとなりました。また同じく1945年の映画「Her Highness and the Bellboy(邦題は「夢のひととき」)の主題歌としても使用されました。1955年にはアステアとレスリー・キャロンコンビの「足ながおじさん」でThe SkyLarksというグループが歌いリバイバルヒットさせました。クリントイーストウッド監督の1997年の映画「Midnight In The Garden Of Good And Evil(邦題は「真夜中のサバナ」)」ではこの歌のほか、全編に渡ってマーサーの歌が使用されており、サントラは様々な歌手のマーサーソングブックとして楽しめます。なんでマーサーかというと、彼がジョージア州サバナ出身だからだそうで、いかにもジャズマニアのイーストウッドらしいアイデアです。

また同じ1997年にブロードウェイでマーサーの伝記ミュージカル「Dream」が上演されてたそうです。マーサーが設立したキャピトルレコードの一期生でもあったマーガレット・ホワイティングが主演しました。John Pizzarelliも出てたみたいでなにげに見てみたかったな…。

ジャズというよりはポピュラーソングとして、オリジナルのPied Pipersをはじめ、さまざまな歌手が歌っています。シナトラは自身のラジオやテレビの冠番組でこの曲をエンディングテーマにしていたほか、アルバムでも2度録音しています。
1958年ベティ・ジョンソンのカバーはビルボード19位を記録、ロイ・オービソン版は1998年の映画「You've Got Mail(ユーヴガットメイル)」に使用されヒットしました。ジャズヴォーカルではエラ・フィッツジェラルド、ジュリー・ロンドン、フォーフレッシュメン、ブルースシンガーのエタ・ジェイムズ、レイ・チャールズ、最近ではマイケル・ブーブレのカバーも有名でしょうか。あとiTSで見つけた小椋佳もなかなかよかったです。

ふだんはあまり歌われませんが、すてきな短いヴァースがついています。かわいいヴァースですので、これもあわせて歌ってほしいですね。

訳詞 by marico

夕陽に会いに行こう
彼が砂浜をそっと歩き去るころ
星屑はよりどりみどりだから
好きな銘柄を選ぶといいよ

夢をみよう ブルーなときこそ
夢をみよう それがいいよ
輪っかになった たばこのけむり
君の思い出もぽっかり 浮かんでる

夢をみよう おやすみの前に
夢をみよう そしたらかなうかも
世の中って 思ってるほど悪くない
だから夢を 夢を 夢をみよう

やっぱりこの曲はコーラスがいいの?。おしゃれスキャットコーラスといえばClark Sisters。なんとなく巨泉さんの顔が浮かんでくる。いや、なんとなく。



ロイオービソンはまさにロイオービソン。これはぴったりはまっててオリジナルみたい。



この人も芸風にあってる。いつも選曲上手だし。たいていナラレオンのスタンダードカバーが下敷きになってるけどリスペクトなんでしょう。
関連記事

- 0 Comments

Leave a comment

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。