American Idol, the "Moments":You are so beautiful by Taylor Hicks (Season 5)

ちょっと前にイギリスで「もう聴くのも演るのも飽き飽きな曲」みたいなアンケートがあって、ジェイムスブラントのYou're beautifulとこの曲も確か入ってたような気がするのですが、それだけカバーされることも多いのではないかというジョー・コッカーの曲。日本だと上田正樹のカバーが有名だと思います。でもカバーは多いんだけど、これっていうのがなくて、というかもともとジョー・コッカーのヴァージョンも個人的にはちょっと飽きるというか…あまり好きではなく、それより作ったビリープレストンの方がよくて、あとはなんというかこれ歌う人って自己陶酔系の匂いがする場合があったり(好きな人、すみません)それでそういうことを考えちゃうと自分もうまく歌えるはずもなく、伴奏してもがっかりすることが多く、これはやっぱりそういう曲かなと思ってたのですが…。

このシーズン5のテイラー・ヒックスの歌はおぉいいなあと思いました。そういう「いやらしさ」がまったくない、率直な感じというか。独りよがりでなく、聴く人のためにきちんと計算されたTender Momentでした。それまでどっちかというとバラードが少なくて、R&Bな「ノリ」と「フィーリング」と変な踊りwとで人を魅了してきた彼だったので、そのへんの振り幅もあったと思いますが…。
美しい曲っていうのは、どんな手垢がついててもまた光らせることができるもんだなと思いました。

そもそもテイラー本人だったら、この曲は選んでないような気もします。この回はトップ3の回で、コンテスタンツが自分で選べるのは1曲だけ、あとの2曲は審査員とプロデューサーが選んだ曲を歌わなくてはいけないというルールでした。そしてコンテスタンツは自分のホームタウンに帰ってそこで自分が歌う曲を発表される仕組みになってます。これはランディ・ジャクソン(州知事さん物まねしてますねwww)がテイラーのために選曲した曲です。

シーズン5はアメリカンアイドル史上最も豊作の年と言われてますが、その中で一度もボトム3に入らず優勝したテイラー・ヒックス。毎回どのパフォーマンスを見ても本当にこの人音楽が好きなんだなあってことを身体中から発散させてました。デビュー後はバカ売れとはいかなかったものの、その後も地道にアルバムを出し続けて納得のいく活動をしてます。一番売れたデビューアルバムより、最近のアルバムの方がいいです。その髪の毛のようにいぶし銀的な活躍を今後もしてくれるんではと期待してます。



エルビス週のこのパフォーマンスも好きだった。

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